Google+ 月イチ海外旅行プランナー: 2010-04

2010-04-28

Salar de Uyuni, Bolivia


最近はメディアで紹介されることが増えてしまいました、ウユニ塩原/塩湖。ボリビア中西部、標高約3,700mにある南北約100km、東西約250km、面積約 12,000km²の広大な塩原。

高地であり、中央付近で回りを見渡すと視界の限り真っ白の平地であり寒冷な気候もあいまって、雪原にいるような錯覚を起こす、とある。興味深いのは、この塩原は高低差が50センチしかないことが調査により判明しており、「世界でもっとも平らな場所」でもあるということ。メディアでは、雨季に雨により冠水したときに、水面が波も立たないほど薄く広がり、水が蒸発するまでのわずかな期間に「天空の鏡」と形容される巨大な鏡が出現する様が紹介される。雨季は夏であり、12月~2月がシーズンであるが、白一面の平原が確実に楽しめる冬季が基本的には旅行のベストシーズンとのこと。それでは2回行かなくちゃならないかな?

ウユニには空港がなく、一般的なアクセスはラパスからのバスツアー。それでも3泊4日はかかるようなので、短期旅行で行くことはできないが、次に長い休みを取れるチャンスがあったら、真っ先にここに訪れようと思っている。

2010-04-25

ミャンマー国際航空のオンラインチケット販売

ミャンマーの国内線は4社が運航しています。国営のミャンマーエアウェイズ(8M)の他、エアバガン(W9)、エアーマンダレー(6T)、ヤンゴンエアウェイズ(YH)。私がミャンマーに旅行した時は、3泊4日での個人旅行でしたが、短期旅行だったので飛行機での移動が必須でした。

移動時間が節約できる一方で、ミャンマー旅行のほとんどの経費は交通費で消えたといっても過言ではないくらい、他の交通機関と比べてかなり割高。地方便などは欠航したら代替便もなくアウトなのに、雨季の午後便は欠航や時刻変更が頻繁に発生し、日程が狂うことも多いようです。

そんな4社ある航空会社の中でも、整備が行き届いていて定時性も高いのは民間航空会社の3社だと言われています。国営の変革が遅れてしまうのは、いろいろな国でも見られる状況ですね。やっぱりお役所は変わりにくいのは万国共通ということで。

そんなミャンマーエアウェイズも、インターネットサイトでの予約を開始したらしいと聞いて、早速飛んで行ってみました。amadeusのシステムを使っているようなので、使えそうな感じがします。しかし…使いたいのは国内線なのに、国際線しか今のところ予約できないみたいです。まだまだですな。

サイトを見たところ、ミャンマーはアライバルビザも始めたようですね。大使館で事前にビザ取得するのはけっこう手間なので、より訪問のハードルが下がったと言えると思います。

2010-04-20

タクシー運賃世界記録。

ちょっと最近バタバタして更新が滞ってしまった…。

本日は小ネタで。まだ全然しらべていないので詳細はわからないが、「北極圏からタクシーで伊へ 帰宅運賃170万円も」の記事に、なかなか衝撃的なものが載っていた。

タクシー運賃の世界記録はロンドンから南アフリカのケープタウン往復で6万2908ドル(約580万円)という。

すげーー!往復かよ!

アイスランド噴火で、ノルウェーからイタリアまでの移動というのが、非常にちっちゃく見えます(笑)

2010-04-14

AirAsia ついに羽田に年内就航!クアラルンプールへ片道14000円。

マレーシアの格安航空会社で、今や東南アジア1の航空会社まで成長したエアアジア(AirAsia)。その日本就航に関して、日経Web版で「エア・アジア、羽田に年内就航 クアラルンプール便」というニュースがついに流れました。

だいぶ前から、就航するという話が出ては消え…(というか具体化しそうで、全然具体化せず)を繰り返してきましたが、ついに年内就航ということで調整が進んでいるようですね。しかも、従来話のあった茨城空港ではなく、羽田に就航!これは、利便性から考えると、かなり大きなポイントです。

日本路線の開設を巡っては、エア・アジアX幹部が08年に茨城空港を視察するなど、同県への乗り入れを検討していた経緯がある。だが羽田空港の発着枠拡大などを受け、需要がより見込める羽田にまず就航することを決めたとみられる。

茨城空港では、着陸料などのメリットがあるとしても、需要の取り込みは全く羽田と比べ物にならない。地方からの乗り継ぎも期待できるし。最初の就航地として羽田を選択したのは、全くもって真っ当だと思います。

日本―マレーシア間は既存の航空会社を利用すると、最も安いプランでも往復4万円以上かかるケースが多い。フェルナンデス氏は「当社の片道料金は東京から成田空港へのタクシー料金より安いはずだ」と語り、集客力に自信を示した。

笑えます。日本のタクシー、とにかく高いですからね。

エアアジアは、東南アジアに駐在していた頃は、毎週のように乗っていたなぁ…当時はまだSIN-KULが、シンガポール航空(SQ)とマレーシア航空(MH)の独占で、まだエアアジアは飛んでいなかったけれど、KUL-BKKとかは、すでにタダ同然で、空港税の方が高いこともしばしば。たまに10万席・無料シートキャンペーン(!)など、かなり刺激的な取り組みをしていますね。東南アジアでは、エアアジアをはじめとして、タイガーエアウェイズ(Tiger Airways)、ジェットスター(JetStar Asia)などを中心に、これらを駆使すれば、ほぼどこでも行けるような時代が来ています。特にエアアジアは、長距離線も力を入れており、中東にも最近飛ばしています。

まだ諸々の制限があるとはいえ、エアアジアの日本就航は、今後の価格競争が一段と激化することを予感させます。JALを存続させてANAと競わせないと市場の健全性が保てない、などという寝言をいっている次元ではなくなってくるのではと思います。

クアラルンプールまでは片道6~7時間かかりますから、ハイデンシティな狭い席では耐えられない、という客層もあるかと思います。しかし私としては、航空券を節約して、現地でいい宿に泊まった方がいいかなと思っています。まあ、これは個々人の嗜好によるところが大きいのですが(笑)

あと、気軽に片道でチケットが買えるのが、エアアジアの大きなメリットではないかと。たとえば、片道だけエアアジアでクアラルンプールに飛んで、良い条件の海外発券ができれば、それで帰ってくることも柔軟にできます。

さて、今日別のニュースソースで読んだのですが、エアラインを選ぶときの基準として、マイレージが貯まるかどうかがを95%くらいの人が気にしている、という調査結果が出ておりました。そういったアライアンスに入ることは、根本的にエアアジアのようなLCCのビジネスモデルとは異なるものなので、エアアジアが加盟することはないでしょうが、今後日本便でどのような戦略を展開していくのか、本当に楽しみですね。消費者としては「安全&安く」であれば、最高です。

2010-04-12

GWのオーストラリア:結局パースもメルボルンもレンタカー必須。

GWのオーストラリア。いろいろ内容を詰めていくと…各都市1台レンタカーがないと、ろくに動けやしないことがわかってきた。もちろん市内交通はあるし、特にメルボルンは充実しているけど、三人で動くこととか、移動効率を考えると、レンタカーがどうしても欲しくなる。

・そもそも三人旅行なので、バラバラに空港⇔市内移動のバスチケット(エアポートバスみたいなもの)を購入すると、それだけでレンタカーが1日借りられてしまう可能性が。

・パース空港には荷物預かり所がない模様で、大き目のロッカーしかない。ロッカーに荷物が入るか?とか、ロッカーが埋まっていたらどうする?とか心配するくらいなら、レンタカー借りて詰めておきたい。

・Priority Passがあるので、個人ならパースのドメスティックに早めに戻ってきてラウンジでマッタリというのも考えられるが、今回は他のメンバーがPriority Passを所持していないので、そうもいかない。

・ちなみにパースは早朝6:25に到着して、その後アデレードに向かう便が17:30発。約半日あるので、パース市内とフリーマントルを周遊したい。パース市内からフリーマントルに鉄道でアクセスするより、高速で行った方が圧倒的に早いし、フリーマントルでも足があったほうがよさげ。

・フリーマントルでは、近くのスカボロービーチあたりでインド洋を眺めつつ、リトル・クリチャーズ・ブリュワリー(Little Creatures Brewing)で琥珀色の地ビールとオイスターのセットを楽しめたら最高(運転は連れに…笑)。ロットネスト島に行きたかったけど、ちょっと時間的に厳しい。

・メルボルンでは、フィリップ島のペンギンパレードを見たい。となると、やはりレンタカーは必須。市内観光としては、エウレカタワーで、有名なガラスボックスに入り、メルボルン市街を一望。高いところ好きなメンバーなので(笑)。南半球最大のカジノ=クラウン・エンターテイメント・コンプレックスで散財。

2010-04-09

[続報4]HSBC:小切手帳を再リクエスト。

[続報3]HSBC:小切手帳、届かず。で書いたとおり、HSBC香港から小切手帳が届かなかったので、再度どうすれば良いかについて、指示を仰いだ。そうしたら、以下のような返信が届いた。

どうやら何らかの手違い(部署間の認識違い?)があったようで、結果として小切手帳は送っていただけそうである。有難いことです。

ところで、小切手帳には種類があるとのこと。

- 30 pages bearer cheques without counterfoil
持参人(&記名されている人)が現金に換金できるもの。
副本控え(counterfoil)なし。
- 30 pages 'account payee only' crossed cheques without counterfoil
指定の口座名義人宛ての口座へ振込入金。
副本控え(counterfoil)なし。 
- 50 pages cheques with counterfoil
bearer cheque, crossed cheque, いずれにも応用可能(と思う)。
副本控え(counterfoil)あり。
- 50 pages 'account payee only' crossed cheques with counterfoil
指定の口座名義人宛ての口座へ振込入金。
副本控え(counterfoil)あり。

柔軟に応用可能な普通の小切手か、クロスチェックにするか迷いましたが…香港において、口座名義人以外に、小切手を渡すシチュエーションがなさそうですので、私は、- 50 pages 'account payee only' crossed cheques with counterfoil をお願いしました。

今度は普通預金口座→当座預金口座への振替と、小切手の振り出しの依頼です。小切手帳が届いたら、またメモを残そうと思います。

I was sorry to learn that your cheque book application has been rejected. After reviewing your case, I have contacted our Account Service Department and would like to issue a cheque book for you. Since we find no cheque book type specified in your instruction letter, please provide us, by return, which type of cheque book you prefer.

For your reference, we provide the following types of cheque book.

- 30 pages bearer cheques without counterfoil
- 30 pages 'account payee only' crossed cheques without counterfoil
- 50 pages cheques with counterfoil
- 50 pages 'account payee only' crossed cheques with counterfoil

Please be assured that I will monitor your case closely. I am sorry for the inconvenience you have been caused.

2010-04-08

Kakku Pagodas, Southern Shan, Myanmar - 16th Mar, 2007


カックー遺跡は、ミャンマー初訪の際にはずせない土地だった。ここに訪れたいがために、ミャンマーまで一人で旅行を企画したようなものだった。

ミャンマーはシャン州のほとりにある。ヤンゴンの空港についてから、すぐさま国内線に乗り継ぎ、インレー湖などの玄関口であるへーホーに降り立つ。ニャウンシュエの街を経由し、そこから更に、赤茶けた大地の道路をひた走って1時間半。ちなみに、途中で昼食をいただいた。この地方の料理はシャン料理として名高く、途中で立ち寄った店の料理が本当に美味しかった。

チャーターした車でカックーに向かう道を行くと、ところどころで鉄路と交錯する。実際に鉄道は走ってはいないようだった。山並みを縫うように、細々と敷設された鉄道。これで旅が出来たらさぞかし情緒のあるものになるだろう。後で調べてわかったことだが、ミャンマーの鉄道は戦前に敷設されたものから改修が進んでいないようで、発展から取り残されているようだ。その分、現役で蒸気機関車が走っているという情報もあり、鉄道好きの人が、わざわざ見に来るほどのものらしい。

さて。ようやくカックー遺跡にたどり着く。2000年9月に外国人に解放されたばかりで、近年までは『幻の遺跡』といわれていた。 近郊で一番大きな町、タウンジーから約40kmにあるカックー遺跡は、シャン州のほぼ南端に位置している。

ここには、紀元前に建立されたといわれる中央の白い大きなパゴダ(スーダウンピー・パゴダ)の周囲に、ストゥーパと呼ばれる細長い仏塔が林立している。300m×150mの、決して広くはない敷地の中に、約2500ものストゥーパが整然と並んでいる様は、圧倒的である。このストゥーパは、漢字で「卒塔婆」と音訳され、日本に言葉として伝わったといわれている。

12世紀に、最初の統一国家であるパガン朝の四代目、アラウンズィートゥー王が、パゴダの周りにステューパを寄進するよう住民に命じ、ここカックーに、集中してステューパの寄進が重ねられた。シャン族、パオ族、ビルマ族の各民族によってストゥーパの形が異なる。

静寂の中、ストゥーパの頂部に下がる鈴の音がチリチリとなる。高い音。風鈴に似ているだろうか。このように林立という表現がふさわしいストゥーパは、その数が約2500塔にも上ると言われている。風が靡くと、これだけ多くの数のストゥーパの鈴が鳴る。しかしそれでも、静けさの存在感の方が上回る。

ビルマ語での解説板も設置されていた。ビルマ語の文字は面白い。ちょうどタイ語とタミール語の間くらいに感じるのは、地理的にも、タイとバングラデシュの間のせいだろうか。

パオ族の幼く見えるガイドの女性は、英語をとても流暢に操って、ガイドをしてくれた。周囲に街らしき街もないこの土地で、こういった教育はどのように施されるのだろうか。ガイドとして英語を求められて適応するのは、努力はあるだろうが、そういった精神論ではない事情や背景が強く感じられる。

【Kakku遺跡のパゴダ群】

2010-04-07

ユナイテッド航空:シンガポール行きオール込みフェアー

ユナイテッド航空(UA)が【シンガポール行きオール込みフェアー】と称して、全てコミコミで¥39,900の激安運賃を出してきました!航空券本体だけでなく、燃油サーチャージや税金、空港使用料などが全て込みでこの値段は素晴らしく安いです!

対象日は、ゴールデンウィーク、お盆、9月のシルバーウィークを除く全日程ですが、空席状況に応じて変化するので、この値段で券を確保したい人は、急いで発券するしかありません。とりあえず予約を確保しておけるANAのWebサイトの使い勝手の良さと比べると、どうしてもANAに流れてしまう自分。

ちなみに、UAのシンガポール行きのスケジュールですが、これが今一つ利用しにくい。もともとアメリカからの成田経由シンガポール行きの空席に、日本からのお客さんを乗せるというものなので、使い勝手の悪さは致し方ないのですが、その分価格を抑えてくれることは有難いですね。

往路: UA 803 NRT 17:50 - SIN 23:55
復路: UA 804 SIN 07:10 - NRT 15:05

しかしRWS(リゾート・ワールド・セントーサ)と、ユニバーサル・スタジオが売りになるのはわかるが、「シンガポールが美味しい年(ねん)2010」というのは全く知らなかった…いったいどこで宣伝しているんだろう。

4月27日には、マリーナベイ・サンズも開業(ソフトオープン)するらしいので、いよいよシンガポールがエンターテイメントの面でも盛り上がってきた感じです!

2010-04-06

[続報3]HSBC:小切手帳、届かず。

[続報2]HSBC:小切手帳の申請方法について。で書いたとおり、HSBC宛てに、小切手帳をリクエストするレターを郵送しました。本日、その返信が以下のように(郵送で)届いたので、ご報告。要するに、

口座がinactiveなので、小切手帳は送れません。

ということが書いてある。

どうしてこうなってしまったのか??( ;゚Д゚)

こちらの認識では、日本から口座の再開を依頼するには、小切手による当座預金口座の入出金でOK、というガイドをHSBCのカスタマーサポートから頂き、小切手帳はHSBC香港にリクエストしてほしいと指示があったので、それに従って、HSBC香港宛てに、小切手帳リクエストのレターを郵送したわけです。

が、文面がおかしかったのか、とにかく小切手帳は送られてこず、下記のレターだけが返送されて来ました。

こちらから郵送したレターの内容は「小切手帳をください」というシンプルなもので、カスタマーサポートからの指示もプリントアウトして同封して送ったし、その中には部署名も担当者名も出ていたので、何かの手違いだと信じたいのですが。。果たして?

これから、再びHSBC香港に状況説明と指示を仰ぐことになります…

We are sorry to tell you that we are unable to comply with your instruction because this account has been inactive for more than 24 consecutive months.

To protect customers' interests, we have changed this account to inactive status. With this status, we are unable to process any instructions to this account. Please submit an instruction to reactivate this account first by withdrawing an amount, say HK$10, from your HSBC Premier Account/Power Vantage/Smart Vantage HKD Savings/Current Account and then credit it back to the same account.

Please forward us of your new instruction for our processing.

If you have any other questions, please call our Personal Banking Hotline on [852] 2233 3000.

Thank you for choosing HSBC.

2010-04-05

2009年:ロンドン&フィレンツェの旅程

今日はネタがないので、昨年行ったロンドン&フィレンツェ旅行の旅程を振り返ってみます。

NRT(TG)BKK(TG)LHR / STN(FR)PSA / FCO(TG)BKK(TG)NRT

去年は9月下旬がいわゆる「シルバーウィーク」で、航空券は軒並み高い、というか売り切れていました。昨年はそこまでアライアンスにこだわっていなかったので、安ければブリティッシュエアウェイズ(BA)でもいいかと思っていましたが、全然空いていない。

トラベルコちゃんなどの格安航空券検索サイトでは、空席状況が基本的には見えないので「この航空券いいな~」と思って旅行代理店に問い合わせると、いつも満席の回答ばかり。そして代わりにいかがでしょうか?と提案される航空券は、大抵予算オーバー。

こうなってくると、その場でWebで空席確認が出来るサイトは重宝します。私がいつも見て回るのは以下の4か所。いずれもオープンジョーなどの少し複雑な旅程もちゃんと計算してくれるので、とてもよく出来ていると思います。

トルノス
JTBの子会社が運営していて、しっかりしたシステム。羽田発着海外航空券の特集など、企画もけっこうおもしろいと思う。
フリーバード
ここもトルノスと似たサイトだが、同じ条件で検索しても、出てくる航空券が違っており、こちらの方が安いこともあるので、両方で検索する方が良い。
イーツアー
ここのサイトのマイレージ計算は、マイラーにとっては必須アイテム。
楽天トラベル
楽天トラベルは、仮予約が基本的に出来ないのが残念(予約した後にキャンセルすると、キャンセル料が必ず発生する)。しかしいろいろな企画やツアーは充実しており、1%の楽天ポイントもつくので、目が離せない。

これらのサイトを通じて、タイ国際航空(TG)のNRT-BKK-LHR / FCO-BKK-NRTを11万円弱で購入できました。ヨーロッパ内移動のライアンエアー(FR)のロンドン・スタンステッド空港(STN)→ピサ空港(PIS)は、ライアンエアーの直販サイトで約8000円(!)でした。同じ時期に、日本からヨーロッパ1都市直行の単純往復で、だいたい15万円くらいだったので、かなりお得に旅行が出来ました。

バンコク(1日で通過)、ロンドン(3泊)、ピサ(1日で通過)、フィレンツェ(2泊)、ローマ(1日で通過)という忙しい旅程でした。経由地のバンコクでは、街に出てタイ料理と足マッサージも堪能しましたし、ロンドンは3日間で十分に堪能して、その後、フィレンツェで美術館と美食三昧。連れはマーブリングも体験。途中で無理なくピサの斜塔、ローマもコロッセオなどに立ち寄りながら、ローマの空港に向かうことができました。

当初はロンドンからフィレンツェに直接入ろうと思って、直行便を飛ばしているメリディアーナ航空(IG)で行こうと思っていました。しかし、ロンドン→ピサを飛ばしているライアンエアーの方が圧倒的に安くて、ピサ経由して、斜塔を楽しみつつ、フィレンツェはピサから列車で1時間で到着するということがわかりました。しかも早朝にロンドンを出発できて、なんと朝の9:45には、ピサの空港に降り立っていました(その分、体力は削られましたが 笑)。

ピサの空港は、鉄道駅にも直結しており、さらに空港前からピサの斜塔の目の前までバスが出ています。こぢんまりとした作りになっている分、街へのアクセスも便利ですし、フィレンツェへ鉄道で移動するのもとても楽でした。この辺りは、また機会をみつけて、詳しく書いて残しておこうと思います。

2010-04-04

香港への旅程:週末土日&スタアラで往復したい。

HSBC口座復旧の件で、予想通り時間がかかりそうなのと、4月の週末は割と調整ができそうだし、HSBC Advance Visa Platinumカードの詳細も確認したいし、やはり香港に直接行って解決してしまおうか…と思ってきました。

ゴールデンウィークにオーストラリアに行くために3日有給休暇を取得するので、このために休暇を取ることは難しそう。なので、とりあえず土日で往復することを考えます。HSBCは一部支店では土曜日でも営業しているので。

しかしANAを調べてみると、4月の週末は軒並み(スーパーエコ割は)満席でございました。年度始めということや、例のマイルキャンペーンもあるのか、週末に行くことは難しそうです。

その他考えられるのは、アシアナ(OZ)。特にアシアナは金曜夜に成田/羽田発ともにソウル便を出しているので、ソウルに金曜のうちに入って、土曜日の早朝に香港に入る事は時刻表としては可能。

金曜日 OZ 105 NRT 20:30 - ICN 23:00
土曜日 OZ 721 ICN 9:05 - HKG 11:45
日曜日 OZ 722 HKG 13:15 - ICN 17:45
    OZ 108 ICN 18:50 - NRT 21:00

しかし、アシアナは直販サイトだと韓国かヨーロッパ行きしか予約ができない。その他のサイトで見ても、香港・深圳・広州あたりに上記の様なスケジュールで往復できるチケットは見つからない。

中国国際航空は、上海経由深圳行きとか、行ける可能性があるかと思ったが、やはり安い券はない。9万オーバーなので却下。

キャセイパシフィック(CX)や、中華航空(CI)で考えることもできますが、これだけのマイルキャンペーンをやっているので、せっかくならANAで行きたい。

ということで今のところ、5月末~6月まで延期せざるを得ない、というのが有力なセンです。。

2010-04-03

HSBC Advance Visa Platinum Card:日本在住者の申し込みについて。

HSBCの口座が凍結されてしまった件で、未だに小切手帳が届きません。小切手帳をリクエストしたレターを3月20日に投函したのですが、ちゃんと届いているのか、処理されているのかもわかりません。が、わざわざ電話して確認するのも電話代がもったいないので、もう少し待つ事にします。

そんなこんなで、最近HSBCのことを調べる機会が多かったのですが、いつのまにかHSBCのPower Vantage口座が、HSBC Advanceという名前に変わっていました。もちろん単に名前が変わっただけではなく、新しいものとしてHSBCは大々的に売り出しているようです。

当初は特に興味が無く、Smart Vantage口座を維持できればいいとだけ思っていたのですが、HSBC Advanceのサイトを読んでいくうちに、HSBC Advance Visa Platinum Cardというクレジットカードが年会費無料(Advance口座等維持が条件)で申し込めるということを知りました。

このカードのデザインがなかなか良いので、興味を持って、申し込めるかどうかについて問い合わせてみました。すると…

・HSBC Advance口座を保持している香港在住の顧客は原則として申し込める。
・香港在住でない顧客は、必要な項目が記載された香港の企業からの雇用証明レターが必要となる。

ということで、香港に住んでいないし、永住権も持っていない私は申し込むことができないように思われます。ただ、Webにはこのクレジットカードの申し込みも可能だと書いてあるような記事も散見されるので、実際はもう少し他の手が有るのかもしれませんね。こちらも小切手帳の件と合わせて、検討していきたいと思います。

We would like to inform you that all HSBC Advance customers, who are Hong Kong SAR residents and aged 18 or above, are eligible to apply for this card. HSBC Advance customer is offered a permanent annual fee waiver on his/her HSBC Advance Visa Platinum Card as long as he/she maintains his/her HSBC Advance account with us.

If the applicant is not a Hong Kong permanent resident, a company employment letter certifying the applicant's full-time employment in Hong Kong will be required. Normally, the employment letter should include the position, salary and the duration of the employment. Meanwhile, the minimum annual income requirement for our HSBC Advance Visa Platinum Card is HK$250,000.

If you wish to apply for our HSBC Advance Visa Platinum Card, you may request us to send you an application form by fax or by post. If you wish to do so, please provide us with your fax number or detailed address by returned email. After receiving and completing the form, you may return it with the relevant documents to us by fax on (852) XXXX XXXX/XXXX XXXX or by mail to the following address:



The application is subject to our related department's approval.

2010-04-02

シンガポール航空(SQ):2010年羽田就航計画

サラリーマンとしては、今年10月以降の羽田空港の国際線増枠を心待ちにしているわけなのですが、シンガポール航空(SQ)についての続報が入りましたね。

シンガポール航空は、昨年末に羽田への新規就航を発表していましたが、具体的なスケジュールが出て来ました。

まず、就航予定日は2010年10月31日。機材はボーイングB777-300ERで、従来のアナウンス通り、1日2便。すでに成田=シンガポールが1日2便あるので、東京=シンガポールは、SQだけで1日4便もの運航となる。

そして、認可申請中のスケジュールは下記の通り(シンガポール航空の公式発表はこちら)。

SQ633 HND 00:15 - SIN 06:40
SQ635 HND 06:55 - SIN 13:20
SQ634 SIN 15:40 - HND 23:05
SQ636 SIN 22:20 - HND 05:45+1

まさに会社員トラベラーにうってつけのスケジュール。これ以上のスケジュールはないってくらいです。金曜日、家に一旦帰ってお風呂に入ってからでも、HND00:15発には十分に間に合います。それがキツければ、土曜日の早朝06:55HND発でも、午後イチにはシンガポールに到着できます。

ただ…SQはたださえ高嶺の花なので、羽田発着便ともなれば、成田よりも高値をつけてくるでしょうね。しかしそれを補って余りあるほどのスケジュールなので、使う機会が訪れる気がしてなりません。

ANAもこのまま見過ごすことはないと思いますが…どうでしょうか?期待しております。

2010-04-01

Shangri-La, Yunnan, China (香格里拉 - 現代の桃源郷)


中国雲南省の秘境といえる香格里拉(シャングリラ)は、1993年にイギリスの小説家ジェームス・ヒルトン(James Hilton)の作品「失われた地平線(Lost Horizon)」の中で描かれた土地に由来する。この地は、金沙江(長江上流)、瀾滄江(メコン川上流)、怒江(サルウィン川上流)が交わるため「雲南三江併流の保護地域群」として、2003年に世界遺産登録が為されている。

もともと、この一体の風景が、描かれている姿に近いということで名付けられたという。かつての名称「中甸」を表す古チベット語の意味と、シャングリラの意味が似ているという説もある。いずれにしても、中国政府の観光振興策として、中甸県をシャングリラ県に改めたというのが経緯だろうか。背景はいずれにせよ、中国随一の風光明媚な地として名高い。

私がシャングリラに惹かれたのは、まだこの土地が中甸県と呼ばれていた頃なので、今から10年以上前です。その後、シャングリラに改名されたのを知らず、別の土地の名前だと混同してしまっていました。

以来、中国の中では、西双版納(シーサンパンナ)、喀什(カシュガル)などと並んで、心から訪問したいと思っていますが、まだチャンスを得られていません。

少数民族のナシ族の王都、麗江(丽江:リージャン)などと合わせて訪問してみたいです。麗江は、ナシ族の生きた象形文字【トンパ文字(东巴文)】が残り、蠱毒を扱う家系【放蠱】にまつわる話など、ミステリーに富み、また麗江古城の街並みが世界遺産として登録され、大変美しいことでも名を馳せています。

この一面の紅い花。夢のように美しい、うねる赤や桃色に彩られた地平からは、時間の流れを感じない。はるか昔からこのような姿で、いつまでもこのままであるかのようにさえ感じます。この紅い花の正体は、いろいろ調べてみたが未だに不明です。ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。

このような風景に出逢いたいがために、いろいろな土地に旅しているのだと思います。週末だけで行くのはスケジュール的に厳しく、それではもったいないと思います。いつか時間を取って、この風景に身を沈めてみたいと願っています。