Google+ 月イチ海外旅行プランナー: 2010-12

2010-12-28

そろそろ、来年の計画を。

来年(2011年)の旅程をいろいろと考えてはいる今日この頃。しかし、身の回りの環境にちょっと変化が起きつつあって(あまりこういう曖昧な表現は好きじゃないんですが)、来年の計画を立てたとしても、果たして本当に行けるのかどうか、とても微妙な状況になってきてしまった。。

世界中に行きたいところは山のようにあるのに、とりあえず1月~3月にかけては、まず休みは取れないだろう。

とはいえ、安い航空券などは売り切れていくわけだし、休みが取れないなら土日祝だけで行くしかない!本格的な弾丸旅行になってきたw ということで、本腰が入っていなかった来年の計画を、ボチボチ考えてみているところ。

いくつか案を考えているポイントとしては:

・ANAのダイヤモンドステータス(DIA)が確定しているので、来年度はANA中心の搭乗にしたい。理由はボーナスマイルがかなり貯まるから。基本マイルの125%増しは非常に大きい。特に欧米線はかなりのインパクトを持つ。

・しかし休みが取れないので、欧米線に暫く乗れる気配がない(笑)。なので、少なくとも3月までは弾丸トラベルに向いているアジア圏を中心に旅程を検討する。とりあえずシンガポールに飛んでおけば、そこから先はどうにでも行けるだろう。

・今年は少し政情が落ち着きつつあるスリランカにでも行こうと思っていたので、コロンボ発券をやってみようかと思っている。SQのサイトでざっとたたいてみたところ、円高の影響もあるのか、思っていたより安く購入できる模様。

で、今のところの妄想計画としては、1月に以下のチケットを購入ししてスタートしてみようかと思う。もっと工夫の余地はあるのだが(特にHND=HKGの特典とか、もっと面白い旅程に出来るけどw)、とりあえず休みが取れないことを考えると、あまり旅程で遊びすぎるとヒドイ弾丸になりそうなので、自重しておきたい。

【購入するチケット】
HND-SIN-HND(NH:スーパーエコ割3の1月最安値 - 約55,000円)
SIN-CMB-SIN (SQ:Eクラス - 約56,000円)
CMB-SIN-HND/NRT-LAX-NRT/HND-SIN-CMB(SQ:Eクラス - 約146,000円)
HND-HKG-HND(NH:ANA国際線特典航空券 - ほぼタダ)
MFM-SIN-MFM(TR:旅行日程が確定後、片道ずつ購入 - 片道6,000円程度?)

SQのEクラスチケットは、旅程スタートから365日間、空席があれば自由に搭乗日を変更できるチケットだ。こういうタイプのチケットは、日本発だととんでもなく高いが、海外発では比較的安価に購入できる。特に、コロンボ発券だと安く上がるようだ。かつてはビジネスでも、考えられないほど安い値段のチケットがコロンボで発券できたようで、海外発券の聖地という呼び名まで見たことがあったが、その時代に比べると、そこまで驚くほど安いわけでもない。

ここでのメリットは、値段も勿論あるが、何といっても365日間、搭乗日を無料で変更できるフレキシビリティだと思う。特に来年の休む見通しが立たない今の状況では、これは何よりの安心感になる。そもそも旅行あきらめろよ、っていう話はあるが、まあ止められませんなw

なお、上記の中では、SIN-CMB-SINのチケットが高い。ANAの残マイルを使って発券することも考えたが…22000マイル消化するため、悩ましいところ。ANAのeクーポンに換算すると、44,000円の価値があるため、あと12,000円上積みすれば、マイルもPPも獲得できるSQチケットを購入できることを考えると、これは買ってしまってもいいかなと思う。

なお、上記で購入したチケットを旅程に分解すると、以下のようになる。

1. HND-SIN-CMB-SIN-HND
2. HND-HKG / MFM-SIN-HND
3. NRT-LAX-NRT
4. HND-SIN-CMB-SIN-MFM / HKG-HND

シンガポール3回、香港&マカオ2回、スリランカ2回(うち1回はほとんど滞在なし…)、ロサンゼルス1回。日本からの発着でいえば、合計4回分の旅行。なお、ロサンゼルスはゴールデンウィーク、スリランカはお盆か9月のシルバーウィーク、遅くとも来年の年末年始に当て込む予定で、これらの時期は航空券が高騰する時期なので、相対的に上記の価格でチケットが購入できるというのは、とてもお得感がある。日程変更もできるので、リスクも低い。

しかし踏ん切りがつかないのは、SIN=CMBのSQ。そもそも来年PPは要らないし(DIAを維持する必要性&コストメリットが薄い)、この旅程もスタアラ特典発券でいいんじゃないかと迷う。SIN-CMB-BKK / BWN-SINとかが考えられるので、旅程の彩りも増す。そうすれば現金出費はCMB発券の、146,000円のみで、全ての旅行が楽しめてしまう。。いずれにせよ、なんとか年内には決心して発券してしまいたい。

2010-12-24

エアカナダ:HND-YVR 往復20,000円?

ついに今月予定していたヨーロッパ旅行計画が、完全にナシになってしまった…。

仕事の都合上、どうしても出社せねばならず、予約していたチケットも全てキャンセル。身も心もお寒いクリスマスイヴを迎えております。

さて、エアカナダが面白い企画を出してきました。苗場スキー場に季節限定でオープンする「ウィスラーカフェ」に行って、そこで貰えるパンフレットに書いてある手順に沿って申し込みをすると、羽田=バンクーバーを往復20,000円(燃油サーチャージ、空港税等別)で購入できるお得なプランです。対象出発期間は2011年3月5日~3月15日、および4月1日~4月15日まで。限定50名で、見た感じは条件もゆるいので、割と早々に売り切れてしまうかも。

詳細の手続き方法は、エアカナダの特設サイトへどうぞ。


このウィスラーカフェ、以前に苗場に滑りに行った時にも立ち寄ったことがある。ウッドデッキのスペースに、目を引くアルミテントが設けられていて、カフェというイメージよりもランチやダイニングも楽しめるメニュー構成。アルコール類もカナディアンビールから、カナダにまつわる食事メニューも充実していて楽しめる。キャパがあまり大きくないのが玉に疵ではあるか。でも、一休みしてコーヒーを飲むくらいであれば、いちいちプリンスホテル内に行かなくて済むという気楽な面もあるし、飲み物の値段も割と抑えてある印象。

エアカナダは羽田=バンクーバー線を来年1月に開設予定だったのを、3月5日まで延期してしまって、2月に行こうと計画してたウィスラー旅行が一旦中止になった。。そういった層も取り返せるかもしれない。ただ4月はウィスラーとはいえすでに春シーズンなので、ウィスラー&ブラッコムを堪能したい場合は、3月上旬には行っておきたいところ。

肝心のチケット総額だが・・・上記の20,000円は、燃油サーチャージや諸税抜きなので、総額にするとだいたい48,000~49,000円くらいじゃないか?と思います。まあ十分安いですな。

2010-12-22

マカオ写真コンテストで5万香港ドル相当の賞品ゲット。

という触れ込みで、ホテル予約サイトのHotelclubがコンテスト実施中。以下引用です。

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マカオの写真コンテストに応募して、5 万香港ドル相当の賞品をゲットしよう!

あなたのマカオの思い出をお聞かせください。総計5万香港ドル以上に相当する豪華賞品が手に入るチャンスです。さらに、毎週、幸運な当選者(1組)をザ・ヴェネチアン・マカオ(宿泊)に、無料でご招待!マカオ旅行の際に撮ったお写真と、簡単な説明を2011年1月26日までにお送りください。
o大賞: 1組2名様に香港往復航空券およびマンション・ソフィテル・マカオ・アット・ポンテ16の宿泊券2泊分、ディナーと朝食付き(総額5万香港ドル以上)
o2等賞: 1組2名様にマンション・ソフィテル・マカオ・アット・ポンテ16のご宿泊券2泊分、ディナーと朝食付き(総額3 万香港ドル以上)
oウィークリー賞:1組2名様にザ・ヴェネチアン・マカオご宿泊券2泊分、ゴンドラ乗船券付き(総額11,000香港ドル以上)
o特別賞: 1組2名様にMGMマカオ・グランドルームご宿泊券2泊分、朝食付き(総額8,000香港ドル以上)
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2011年1月26日まで募集しているので、マカオで撮った思い出深い写真があれば、ストーリーを添えて応募してみるのもよいと思います。

しかし実際のところ、大賞の5万香港ドルといえば、今の為替相場でも50万円以上。もし同じ内容を自分で手配することを考えると、2名で往復航空券+ポンテ16(2泊)+ディナー+朝食だとしても、とうてい2万香港ドルも行かない。。5万香港ドルで手配するなら、往復ビジネスにできるな。。などとちょっと考えたが、よく読むと「ソフィテル」の前に「マンション」がついている。

マンション・アット・ソフィテル・マカオといえは、全室スイートルームの高級レジデンス。普通に宿泊する棟とは別棟となっているらしいが、あまり詳細な情報に触れたことがない。いずれにせよ、5万香港ドル相当というのも頷ける。

2010-12-20

カンタス航空(QF):創立90周年記念セール。

ジェットスター航空(JQ)がキャンペーンを発表したかと思えば、今度はカンタス航空(QF)も、シドニー&パースへ往復39,000円(諸税サーチャージ等は全て除く)というセールを打ち出してきた。

カンタスとジェットスターは会社でいえば親子関係だが、シドニー便については表面上は競合しているわけで、こういった構図はなかなか面白いと思う。ジェットスターの場合、シドニーは経由便になるが、カンタスの場合は直行便。オーストラリアへのビジネス需要については、まだカンタスが選択される可能性が高いだろうが、路線設計次第では、ジェットスターに流れる可能性も今後出てくると思う。

さて、今回の創立90周年セールは、2010年12月20日から12月26日までの7日間で実施される。往復39,000円セールの対象となる搭乗期間は、2011年4月1日から6月30日までの成田発=シドニー or パース便。このほかに、プレミアムエコノミークラスも、2011年2月1日から6月30日の成田出発便を対象として、成田=シドニー往復で129,000円から販売される。

エコノミーもカンタスとしてはかなり安いが、プレミアムエコノミーもなかなか美味しいのではと思う(自分は乗らないけどw)

セール概要は以下の通り。詳細はカンタス航空のWebサイトまで。

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エコノミークラス往復

2011年4月1日から6月30日出発
成田 - シドニー
39,000円
成田 - パース
39,000円
日本発2011年4月29日から5月4日まで、オーストラリア発2011年5月2日から5月7日までを除く

プレミアム・エコノミークラス往復

2011年2月1日から6月30日出発
成田 - シドニー   
129,000円~
日本発2011年4月29日から5月4日まで、オーストラリア発2011年5月2日から5月7日までを除く

2010-12-19

茨城空港↔東京駅 高速バス時刻が便利に!

うっかり見落としてたが、2010年12月7日(火)から、かねてよりイマイチ感が否めなかった茨城空港=東京駅を結ぶ高速バスの時刻表が変更になっていたようだ。

茨城空港発東京駅着
6:208:50
13:1015:40
14:1016:40
東京駅発茨城空港着
10:0011:40
18:5020:30
19:5021:30
※ご注意
①日祝日の東京駅到着予定時刻は、約30分早くなります。
②下記の時刻の便は、航空機の到着状況により出発時刻を遅らせることがあります。
茨城空港発 13:10 ⇒ アシアナ航空ソウル便の到着に合わせて14:00まで
茨城空港発 14:10 ⇒ 春秋航空上海便の到着に合わせて15:00まで

実にいい。非常にナイスな変更をしていただけた。

そもそも何がイマイチだったかといえば、以前は春秋航空が上海から到着した後に、東京行きのバスに接続がないということだ。しかし、今回の時刻表改訂により、往復ともに東京駅=茨城空港のアクセスが向上して、春秋航空を便利に使うことができる。そして委託事業の間は、高速バス代が片道500円。東京駅からなら、なんと羽田に行くより安い。なかなか公共交通機関は腰が重い印象があったが、これは迅速な対応で讃辞を贈りたい。

しかしざーっと1月の春秋航空の料金を見たところ、けっこうお高くなってますな。。片道4000円のチケットは少ないのだろうけど、それでもこれだけ利便性が高くなれば、利用する日はそう遠くなさそうだ。

2010-12-16

ジェットスター航空(JQ):成田就航2周年記念&クリスマスSALE!

エアアジアの羽田就航でひとしきり騒がれた12月…ジェットスターはすでに成田就航2周年を迎えたようだ。以前の記事でも紹介した通り、ジェットスターはお得なキャンペーン情報をメルマガで告知してくれる。キャンペーン内容も、厳しい諸条件がついてほとんど利用できないようなものと違い、ジェットスターのは本当にお得で、実用的なプランが多いように思う。

今回のキャンペーンは、オーストラリア往復チケット2人分が、今なら1人分の50,000円(諸税等ぜんぶ別)で!というもの。実質的には2名で9万円は超えてくると思いますので…先日のセールには及ばないが、それでもすごく安い。ゴールデンウィークと6月末~7月頭にかけて対象外の日があるものの、オーストラリアへのフライトは、そもそも格安航空券が出にくい路線でもあるので、このキャンペーンは、一考の価値はあるんじゃないかなと思われます。

といいつつ、ちょっと奇数人数での旅行プランに使えないってのは、イマイチだなあと思うこともあります。

販売期間:2010年12月22日(水)24時まで

特別キャンペーン料金
東京(成田国際空港)⇔ジェットセーバー
[エコノミークラス]
2名様分
スタークラス
[ビジネスクラス]
2名様分
渡航期間
ケアンズ往復¥50,000往復¥140,0002011年3月29日(火)~
7月20日(水)※1
ゴールドコースト往復¥50,000往復¥140,0002011年3月29日(火)~
7月31日(日)※1
大阪(関西国際空港)⇔ジェットセーバー
[エコノミークラス]
2名様分
スタークラス
[ビジネスクラス]
2名様分
渡航期間
ケアンズ往復¥50,000往復¥140,0002011年1月18日(火)~
7月20日(水)※2
ゴールドコースト往復¥50,000往復¥140,0002011年1月18日(火)~
7月31日(日)※2

いつもと同様に、メルマガからのリンクのみ、この運賃での購入が可能になっています。お得なプランの告知を次々と出してくれているジェットスターのメルマガは是非ご購読を。

また、ジェットスタージャンプコンテストも実施中。2010年12月16日~2011年3月16日まで開催されており、自分自身、家族、もしくは友達の『スタージャンプ』をしている写真を撮影し、キャンペーンサイトへ応募するというもの。サイトを見てもらえばわかるとおり『スタージャンプ』は、人間が飛びあがって星型のポーズをとっている状態で、その写真を投稿すればいい。毎週1名、合計13名選ばれるグランプリには、オーストラリア往復ジェットスター航空券1組(2名分)が贈られる。

2010-12-11

シンガポール航空(SQ):来年の東京=シンガポール時刻表

まだ正式にシンガポール航空(SQ)から発表はされていない?ようだが、SIN=NRT=LAXにエアバスA380-800(A388)が就航するという話が駆け巡っている。いままでSQのNRT=LAXは、747で頑張ってきたわけだが、ついにSQのA380が太平洋路線にデビューすることになる。個人的に搭乗する機体は、旅行計画においては比較的どうでもいい部類にはいるが、SQのA380はまた乗ってみたいと思う。

2011年3月27日から、東京(羽田&成田)=シンガポールのフライトスケジュールは、下記のように変更されるようだ。

東京→シンガポール
SQ633 HND 00:15 - 06:05 SIN 77W
SQ635 HND 06:55 - 12:45 SIN 77W
SQ637 NRT 11:30 - 17:40 SIN 333
SQ011 NRT 20:50 - 03:10+1 SIN 388

シンガポール→東京

SQ012 SIN 09:25 - 17:30 NRT 388
SQ634 SIN 15:20 - 23:05 HND 77W
SQ636 SIN 22:20 - 05:45+1 HND 77W
SQ638 SIN 23:45 - 07:45+1 NRT 333

いくつかポイントとしては、

・SQ635の羽田発時刻が、06:25発→06:55発と30分遅くなるため、早朝の羽田空港に到着する時間も遅くて良くなり、使いやすくなる。

・SQ011のSIN到着時刻(03:10)が、かなりMAD。しかしNRT20:50発は、仕事帰りでも使える時間なので良いかもしれないとも思う。SINに到着してからが苦痛だが、A380なら使うかも。

・自分には無縁だが、元々NRT=LAX間で3月27日以降のFクラスをマイルで発券していた人は、そのままA380のスイートに置き換えられるという夢のような話があるらしい。

以上、真贋は全くわかりませんが、こんな情報が漏れ伝わっておりますということで。

2010-12-10

エアアジアX:2010年12月 キャンペーン価格発表。

2010年12月9日に羽田に就航し、多くのニュースで取り上げられたエアアジアX(D7)。エアアジアXは、この羽田初就航を祈念して、東京羽田(HND) - クアラルンプール(KUL)片道8,000円(諸税込:11,000円)のキャンペーン価格でチケットを売り出す模様。

12月11日午前1時~12月13日午後0時59分まで、エアアジアXのウェブサイトのみで予約することができる。気をつけなければいけないのは、このキャンペーン価格で販売されるチケットの搭乗期間が、2011年8月11日から2011年10月31日までということ。

エアアジアは、こういった「搭乗タイミングがかなり先のチケット」を格安で販売することが多い。今回も8ヶ月先なので、予定がすでに決まっている人はほとんどいないだろう。しかし、日本ではお盆の時期に重なることから、見切り発車で買う人がいてもおかしくない。というか、エアアジアはそれを狙っている。

東南アジア域では、国際線でも飛行距離が短いため、この価格が11000円どころか、数百円か数千円程度のこともしばしばある。よって、最悪乗れなくなっても諦められる運賃ともいえる。しかし、日本=クアラルンプールとなると、キャンペーン価格とはいえ、やはり片道1万円を超えてくることが多いと思われるので、果たしてどれだけの人が見切り発車でチケットを買うことになるか。往復では22000円なので、捨てる覚悟をするにあたって、決して小さい額ではないとも思う。

ところで、就航時のキャンペーンでは、同じく燃油サーチャージ込みで片道5,000円だったので、その時よりは若干トーンダウンしてはいますが、今後も機会があれば、こういった魅力的な価格での購入のチャンスがまだまだあるかも。

2010-12-05

ルフトハンザ航空:オンライン予約割引キャンペーン。

ルフトハンザ航空(LX)は、ルフトハンザでは、2010年11月15日~2011年1月15日の間にルフトハンザのWebサイトで、マスターカードを利用して「ユーロバリュー」などの正規割引航空券を購入すると、5%割引になるキャンペーンを展開しております。

このオンライン予約割引キャンペーンの案内はこちらから。

なお、割引が適用されるチケットの旅行期間に制限があり、2010年11月15日~2011年4月7日(12月22日~1月10日出発を除く)となっている。この期間内に旅行を「完了」する必要があるようだ(つまり、期間内に「出発」すればいいということではないらしい)。

例によって、細かい字でいろいろな条件が付いているが、予約クラスは、L・S・W・V・Q・Hのいずれかのクラスが対象となる。そこまで高すぎるハードルではない。ルフトハンザには「Web得」という割引運賃があるが、それが対象外なのは残念。

と、ここまで書いてはいるものの、スターアライアンスとはいえ、少なくとも日本発でルフトハンザを使うモチベーションは自分にはまるでない。スターアライアンスだけで言っても、ANAが二都市(フランクフルト、ミュンヘン)に飛んでいて元々アクセス性は高い上に、自分が知る限りでは、ルフトハンザの方がほとんどの場合において料金が高い。

強いていえば、ルフトハンザを乗り継いで、日本からは直行便が飛んでいないようなヨーロッパ域内や以遠の都市にアクセスしたい場合は選択肢になるかもしれない。しかし、ヨーロッパに入ってしまえば、ドイツならLCCのエアベルリンをはじめとして、あふれんばかりの格安航空会社はもちろん、様々な魅力的な交通手段が格安で提供されている。

ヨーロッパのメガキャリアでは完全に勝ち組のルフトハンザだが・・・今のところ勉強不足で何が良いのかがわかっていない。しかし事実、勝っているからには、何か長所があるのだろうと思うが、いったい何なのだろうか。

2010-12-02

エアカナダ(AC)羽田就航延期と対策。

どうにも仕事が忙しくなり、1ヶ月くらい間を空けてしまった。。書いておきたいネタは途中でいくつか思いつくが、仕事の大波にさらわれてしまい風化・・・。

今月に入って、身の回りに関わるニュースとしては、エアカナダ(AC)羽田便の就航延期。具体的には、2011年1月31日から羽田発・バンクーバー線の就航を予定していたところ、2011年3月5日まで延期となった。(バンクーバー発は就航開始日を2011年1月29日から2011年3月3日に変更)

来年2月のウィスラーのピークシーズンに、羽田からバンクーバー入りすることができて、折よくACの羽田便にはお得な料金設定がされていた上、時間帯も効率がよい素晴らしい便だったが、どうやら集客状況が芳しくはなかったようで・・・延期は非常に残念。

すでに発券済みの人には、順次連絡が来ているとのことで、原則としては成田=バンクーバー線への振替えとなる。しかし、羽田発と成田発が、ほぼ同じようなスケジュールだったらまだいいのだが、前の記事の通りで、まったく発着の時間帯が違う。そのため、すでに羽田発を前提で、ホテル手配など現地のスケジュールを組んでいた場合、予定変更を余儀なくされてしまう。すんなりと「成田便でも全然問題ないです」と受諾できる人ばかりではないと想像される。

そこで、ほぼ予定をずらさずに、羽田からバンクーバーに行くルートを考えてみる。自分の場合は、スターアライアンスを優先したいと考えると・・・羽田発の北米行き深夜便は、全日空(NH)のロサンゼルスかホノルル行きしかない。これらを絡めて旅程を検討してみると、以下の2パターンが浮かび上がる。

パターン1)
02/10 NH1006 HND 00:05 - LAX 16:55-1
02/09 AC0557 LAX 18:35 - YVR 21:23
02/13 AC0558 YVR 17:55 - LAX 20:42
02/14 NH1005 LAX 00:10 - HND 05:15+1

パターン2)
02/10 NH1062 HND 00:30 - HNL 12:40-1
02/09 WS1863 HNL 15:35 - YVR 23:13
02/13 WS1862 YVR 10:05 - HNL 14:31
02/13 NH1061 HNL 18:15 - HND 22:30+1

パターン2のWSは、カナダの格安航空であるWestJet。ホノルル=バンクーバー間は、エアカナダも飛んでいるが、以下のような時刻なので、全日空のホノルル便との接続が極めて悪いため、現実的でない。(といっても、WSも接続がいいわけではないが)

WestJetは、カナダではエアカナダのれっきとした競合なので、いくら振替が認められたとしても、WestJetに振替というのは少々可能性が考えにくい。パターン1の、NH-ACのコンビネーションが、同じスターアライアンスで完結するため現実度が高いし、接続も割と良い。

さて、エアカナダが、羽田便購入済みの人に対して、上記パターン1や2のような代替輸送を承諾してくれるかどうかだが・・・どうやら色々な情報を総合するに、約款上は、航空会社は時刻表通りに飛ばすことを顧客と契約しているわけではないので、極端な話、やむなき事情があればいくら延期しても、いつの日か運びさえすれば良いと解釈できる気がする。まあ、時刻通りに飛ばす努力義務は謳われているのだと思うが。

いずれにせよ、契約上の文脈では、成田便への振替すらも航空会社側の「厚意」であって、また契約上は対応義務はないとしても、顧客満足度の維持のために「厚意」で航空会社が身を切らざるを得ない事情も透けて見える。

どこまで対応するかは、ケースバイケースなのだろうと思う。全く対応しないようなところもあるかもしれないし、払戻しもあるかもしれないし、他社便を手配してくれるかもしれない。冷静なネゴシエーションが望まれる。