プラハの街並みの美しさは、昼と夜では異なった趣きで、どちらも素晴らしいものでした。戦乱の多かった中欧の歴史を考えると、中世からの街並みを奇跡的にそのまま残していることが、本当にその時代にタイムスリップしたかのような錯覚をもたらしてくれました。
この時は、ホテルに到着したのがすでに夜の23時をまわっていたものの、まだ日本からの到着初日で気も落ち着かず、時差もあって、夜中の1時くらいまでは街を歩き回っていました。
残念ながら店はほとんど閉まっており、チェコビールを一杯くらい…というもくろみは達成できませんでしたが、人出は深夜にもかかわらずけっこう多く、旧市街広場やカレル橋、プラハ城などの観光スポットは、煌びやかにライトアップされており、幻想的な雰囲気を一層引き立てていました。
この夜の街並みは、老夫婦が静かに散策して歴史に思いを馳せる、そんな情景がぴったり来るなと思います。是非また訪れて、今度はじっくりと店など見てまわりたい街です。
【プラハで泊まったホテルから Celetna Street にかけての一角】