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2010-01-06

Celetna Street, Prague, Czech Republic - 9th May, 2008


プラハの街並みの美しさは、昼と夜では異なった趣きで、どちらも素晴らしいものでした。戦乱の多かった中欧の歴史を考えると、中世からの街並みを奇跡的にそのまま残していることが、本当にその時代にタイムスリップしたかのような錯覚をもたらしてくれました。

時代的には新しい建物もあるのでしょうが、近代的な建築をあえて造らず、すべて石造りで様式も昔に合わせており、完璧に調和しています。日本では、かつての美しい街並みが失われて、特徴もポリシーもない、乱雑で無機質な街になってしまっているのを思うにつけ、悲しみを感じずにはいられません。プラハには24時間営業のコンビニなど、一つたりとも見ることはありませんでした。

この時は、ホテルに到着したのがすでに夜の23時をまわっていたものの、まだ日本からの到着初日で気も落ち着かず、時差もあって、夜中の1時くらいまでは街を歩き回っていました。

残念ながら店はほとんど閉まっており、チェコビールを一杯くらい…というもくろみは達成できませんでしたが、人出は深夜にもかかわらずけっこう多く、旧市街広場やカレル橋、プラハ城などの観光スポットは、煌びやかにライトアップされており、幻想的な雰囲気を一層引き立てていました。

この夜の街並みは、老夫婦が静かに散策して歴史に思いを馳せる、そんな情景がぴったり来るなと思います。是非また訪れて、今度はじっくりと店など見てまわりたい街です。

【プラハで泊まったホテルから Celetna Street にかけての一角】

2010-01-05

Metropole Zlicin, Prague, Czech Republic - 9th May, 2008


心の癒しを求めて、初めてヨーロッパに上陸したときのことです。

中欧を選んだのは、今年初めに、以前の新婚旅行で訪れた後輩から「プラハだけは今のうちに行ったほうがいい」という話を聞いていたからです。

プラハの空港に到着したのは、既に夜のことでした。
当たり前のことですが、表示は全てチェコ語。

プラハの空港からのタクシーは、ほぼ確実に吹っかけられるとガイドブックには書いてあり、初日からそんな目に遭いたくないなあと思っていました。乗り合いタクシーもあったけれど、それでは面白くないという好奇心が出てしまい、ローカルバスと地下鉄を乗り継いで市内に行くことにしました。

しかし乗り方わからない、金額もわからない、行き先もわからない。多分これだろう、ってバスに乗ったはいいものの、空港を出ると本当に暗い道。乗客もまばらで、空港であれだけいたほかの人はどこへ行ったのだろう…本当に地下鉄の駅まで着くのかな…と不安になるばかり。

じきに、買い物袋を提げたおばちゃん達が乗車してくるも、チェコ語だから何を言っているかわからないし、珍しいものを見るように、こちらを見てくる。(そもそも空港ですら、東洋人がいなかったし)
そんなローカルバスに揺られること30分、やっと駅に着く。Zličínという地下鉄の始発駅でした。とりあえず一安心。

さっそく券売機で切符を買おうとするが、札は受け付けない!操作方法も微妙にわからないし。あわてて、さっきまで開いていた駅の外の売店で何か買おうとするが、折悪く、一瞬のスキをついて閉まってやがります。駅の窓口っぽいところも、すでに閉めようとしていたので、そこにいたおばさんに両替をお願いをしてみた。すると、「私も細かいのはないのよ」と、財布の中身をわざわざ開いて見せてくれました。いや、おばちゃん個人に両替をお願いするつもりはなかったんだけど。どうやら窓口ではなかったようです…

仕方ないので、入場券みたいな一番安い切符の分だけコインがあったので、それで突入。プラハの地下鉄では、切符の対象外のところを乗車していると罰金を容赦なく取られるらしいので、ちょっとドキドキしながら、地下鉄に揺られて市内へと向かいました。

知らない土地に着いたときは、右も左も本当にわからず、当たり前のことすらままならないことが良くあります。そんな不安と緊張感を思い出させてくれる一枚です。

【Zličín駅にバスで到着したとき】