Google+ 月イチ海外旅行プランナー: 茨城空港に春秋航空が就航!

2010-06-07

茨城空港に春秋航空が就航!

以前から茨城へ視察に来ているという話は出ていましたが、こんなに早く実現するとは思ってませんでした。

春秋航空は、中国でも格安航空として成功している会社で、2004年に創業して以来、今回の就航が同社初の国際便となるそうです。いつのことだか忘れてしまいましたが、電車みたいに立ち乗りの飛行機を企画しようとしたというニュースが流れたことがあって、新しいことにチャレンジしてくれそうな会社ではありました。

同路線では、7月末から2カ月間、プログラムチャーター便を週3便程度運行する予定。将来的には搭乗実績等を検証の上、定期便の就航を目指すという。使用予定機材は「エアバスA320型」で、座席数は180席。運行曜日、時間帯、料金等の詳細は追って発表する。

夏休みということと、上海万博というイベントがあるので、ある程度の集客は見込めそうですね。主にツアーに組み込まれることになるのでしょうが、個人旅行しか興味がないnomadとしては、特に料金が気になるところです。

中国人の個人ビザ発給条件の緩和もあるので、中国側からの訪問にも使われるし、なかなかいいタイミングの参入になりそうな予感。東京駅と茨城空港を結ぶ直行バスが往復1000円でサービス開始していることもあって、利便性は東京在住の人にとっても現実的なところまで高まりつつある気がしますね。

また春秋航空の王正華董事長は、「茨城空港は東京に近いほか、橋本知事は我々の誘致に熱意があるうえ、ローコストキャリアへの理解が深いことから茨城空港への乗り入れを決定した。日本において航空券の個札販売が許される条件が整えば、1~2割のチケットを超格安価格で売り出したい」と話している。

『個札販売』というのは、国際チャーター便の座席のみの直接販売のことをいいます。2008年冬から、アジア・ゲートウェイ構想に基づく航空自由化が実現されている路線では総座席数の100%、その他の路線では総座席数の50%を上限として、全ての国際空港について、国際チャーター便の座席のみの直接販売(個札販売)が可能になったのですが、私も詳しい条件は勉強不足でわかりません(誰か教えてください)。

いずれにせよ、春秋航空が直接キャンペーン価格で座席を販売できるようになれば、今までになかったような格安価格での上海往復便が実現される可能性は高そうです!期待したいですね。