Google+ 月イチ海外旅行プランナー: ANA:2010年下期の国際線運賃 雑感。

2010-07-14

ANA:2010年下期の国際線運賃 雑感。

ANAが2010年10月~3月の欧米線・アジア方面の運賃を発表しています。私の場合、土日祝+1日くらいが、普段から休める限界で、そういった短期の旅行がメインになる以上、アジア方面の運賃が一番重要です。そのアジア方面運賃は、7月12日(月)0時より販売開始だったので、この間の日曜から月曜にかけての夜に、いくつか予約を入れてみました。

まず思ったことは…香港線が異様に高い!サーチャージを考えても、とんでもない値上がり。かなり強気なお値段を出してきました。下手をすると昨年に比べたら2万円ほど上がっている。シンガポール(45000円~)より、香港(48000円~)が高く設定されているのも、何かすんなりと解せないものがあります。

まあ、文句を言っても値下がりするわけではないですし、利用者としては、他社も含めて一番希望に見合ったところを淡々と選んでいくだけですが。

東京=香港線は、10月末までANAが深夜便を出しています。これは、週末トラベラーにとっては貴重な便です。何といっても、1日も仕事を休まなくても、金曜日の夜に仕事上がってから、直接羽田空港へ向かって、土日をフルに香港で満喫し、月曜日の朝に羽田空港に戻ってくることができる、効率からいえば最高級のスケジュールでした。

しかし…羽田空港から多数の国際線が就航するのに伴い、羽田=香港線は深夜便から昼間の時間帯へと変更になります。土日だけの休みで、香港に行くことは出来なくなってしまいました。その上、この値段となりますと、今のところ使うメリットがほぼ消滅したという、残念な状況です。なお、JALも羽田深夜便は、ANAに先駆けて運休となりますので、香港に週末を過ごすための便は、すべて無くなってしまいました。

ちなみに、深夜便廃止前に、最後に乗ってみようと思って、10月の3連休を絡めた予約を取ろうとしたら…驚きの約67000円!発売直後に予約を入れて、この値段です。6月の同じ便は、約42000円でしたので、記念にと思っていましたけど、とても支払える金額ではないですね。。。

その代わりに、バンコクやシンガポールは、週末土日だけで往復できるようになります!これは大きなメリットです。バンコクやシンガポール便も、例年よりは高いですが、羽田発着というプレミアムを考えれば、まあ何とか許容できる範囲です。11月~12月にかけて、PLTやDIAを狙っている人にとっては、使いやすいと思います(ただし、PPT稼ぎに必要な、国内線の切込みが入れづらいですけどね)。

今回の運賃発表は、とにかく香港関係(超値上げと、深夜便の廃止)の残念さが際立つ内容でありました。