Google+ 月イチ海外旅行プランナー: 航空会社の輸送単位コスト

2010-08-31

航空会社の輸送単位コスト

正直なところ、LCCが安く飛ばせる理由はいろいろ知っているものの、本当にどこまで差があるのかな・・・というのは知らなかった。どこの航空会社も燃料と機材と人件費が大きいだろうから・・・いくら座席を詰めても、サービスを簡素化しても、なかなか減らせるところは多くはないんじゃないかな~とも思ったり。でも事実としてチケットの価格は雲泥の差が出るわけなので、実際コストはどのくらい違うんだろうと。

で、以下のソース。個人的にはけっこう衝撃の値。

主な航空会社が1座席を1キロ飛ばすのに必要な輸送単位コストはANAが約15円、ルフトハンザが約13円、AF-KLMが約10円、スカイマークが 8.5円、シンガポール航空が約7円、デルタ航空が約5.5円、エア・アジアが2.7円(2010年7月9日 日本経済新聞17面より)

単純比較で、ANAとエアアジアを比較したら、その開きはなんと5.5倍

ということは、エアアジアは、現行ANAのざっくり5分の1くらいの運賃でも利益が出る可能性があるということだ。もちろんエアアジアの方が利益が出る体質になっているから、単純比較は出来ないだろうが、ここまでの開きがあるとは。

けっこう意外なのは、スカイマークもけっこう頑張っている点。その割には運賃が安くはない(笑)