Google+ 月イチ海外旅行プランナー: 弾丸ツアーレポート:チューリッヒ&バーゼル

2010-10-01

弾丸ツアーレポート:チューリッヒ&バーゼル

もう10月になり、すさまじい猛暑も嘘のようにすーっと引いちゃいました。9月下旬にヨーロッパや東南アジアをまわってきて、日本に帰ってきたら、いきなり気温が10℃くらい下がっていて、危うく風邪をひきそうになりました。

さて、今回の9月連休で行ってきたところを、ざーっと振り返ってみます。まずはチューリッヒ空港からバーゼル空港への陸路移動。

・シンガポールから初搭乗できた、SQのA380。印象としては「明るい」&「広い」。ホテルのロビーに迎え入れられたかのような感覚(もちろん大袈裟だけど)を受けた。写真からではわかりにくいと思いますが、座席のスペースもエコノミーでも比較的余裕があるようにつくられており、この時は実に12時間50分という長時間飛行だったにもかかわらず、正直あまり苦にならず。その他、機内エンターテインメントなども充実しています。


・チューリッヒ空港にはAM8:00に到着。空港から国鉄駅(チューリッヒ空港駅:Zurich Flughafen)は直接つながっていて、駐車場ビル2と3の地下にある。空港から案内表示に従っていき、窓口で無事に切符を入手。なぜかセゾンのAMEXが通らなかったが。AM9:04発のバーゼル行きを確保した。座席は一番安い2等で十分ですね。


・ちょうど "FASHION WEEKS ZURICH AIRPORT" の期間だったようで、あちこちにこのようなディスプレイがあり、朝でまだ店も開ききっていない中、待ち時間を楽しませてくれた。


・列車は、チューリッヒ中央駅、バーデンを経由して、バーゼルに向かいます。途中の風景は、日本でも見るような山岳風景だったり、はたまた写真のような広々とした緑園地帯だったり。とくにこういった明るい緑のところが多く、美しかったです。


・バーゼル中央駅に到着。この時、日本やシンガポールは蒸し暑かったこともあって、16℃のスイスは天国のよう。長袖で涼しいくらい。なお所要時間は、チューリッヒ空港駅から、バーゼル中央駅まで、直通でおよそ1時間30分。途中混みあうこともなく、ボックス席を一人占めで来られた。ちなみにチューリッヒの空港からは、スイス各地へ列車が出ており、とても便利&快適。鉄道王国スイスと言われるだけはあるなと実感。


・バーゼルの駅前から、50系統の空港(EURO AIRPORT 行きと表示)バスに乗り換える。自動販売機でチケットが買えるのだが、スイスフランとユーロの両方が使えることに驚く。複数国の通貨が使える自販機は生まれて初めて見た。

・バーゼル中央駅に到着した時点で、だいたいAM10:30。フライト出発はPM12:55なので、チェックインは1時間前として、遅くとも正午には空港にいたいところ。そうなると、あと1時間半ある。で、ここからライン川まで散歩などしようかとも思ったが、なにしろ重い荷物を抱えていることと、川まで往復2~3kmはありそうなので、ちょっと時間的にタイトかなと思って、駅周辺の散策だけに思いとどまる。この街はドイツのフライブルク、フランスのミュルーズと国境を接していて、国際決済銀行(BIS)や、グローバル製薬企業のノバルティスやロシュの本社があることでも有名。


・バーゼル空港(バーゼル・ミュールーズ・フライブルク国際空港)に到着。この空港は特殊で、スイスの空港と思いきや、完全にフランス領内にある。国境にまたがっているとかでもない。この空港がユーロエアポートといわれるゆえんでもあり、空港へのアクセスはフランス、スイスそれぞれの出入口が独立しているという珍しいものだ。1つの空港で3つの空港コードを併せ持つ(BSL・MLH・EAP)という点も極めて珍しい。


 ・12:55発のマドリッド行き、EasyJetに搭乗。20分ほど遅れたが、他のローマ行きやロンドン行きは何時間も遅れていたことを考えると、正直ラッキー。プライオリティパスを持ってはいたものの、バーゼルでは使えないと思い込んで、使わずじまい。もったいねー(SWISS-LOUNGEが使用可能)。EasyJetがディレイしまくりで、待合ロビーには人があふれまくっていました。なにはともあれ、飲まず食わずのまま、午前中いっぱいかけて、ようやくスペイン・マドリッドに移動です。